Higuma no Kedama

最近、写真のことをよく聞かれます。

カメラを初めて1年弱 ・・・
我流ゆえ、答えに困ることも多いのです ・・・

素人の雑感ですが、何かのお役に立てれば・・・と




ぼくのカメラは " OLYMPUS / E-300 "
もう6年落ちの格安中古。

ホワイトバランスとか露出とか結構暴れます。
発色も独特でクセがあります。

なので、ぼくは苦労します。
ほんとは、撮影時にいろいろ設定変更して撮るのが理想でしょうが・・・

ムリっす・・・

始めた頃（あ、今もですけど・・・）は失敗写真ばっかり・・・

んで、始めたのがRAW現像。



この記事のTOP写真。　撮って出しがこちら・・・（えっと、要はJPEG撮影）


黒とびってやつでしょうか？
空の露出になってるので、幕などが真っ暗でなんにも見えません・・・
皆さんも経験ありますよね？

これじゃ、どうしていいのか ・・・ 大失敗です ・・・



そこで登場するのがRAW現像です。（ぼくはフォトショップCS3です。）

RAWって「生」の意味。　だそうで、CCDやCMOSなどの撮像センサーから出力されたデータを
カメラ内部ではあまり加工せず、生に近い状態で保存したファイルを「RAWデータ」と呼ぶ。　んだそうです。

RAWデータは、カメラ内で画像処理をほとんどしていないので、
ホワイトバランスやカラーモード、シャープネスといった画質に関する設定が確定していない状態です。
そこで、これらの設定を自分の手で決めることが、RAW現像のいちばんの目的だ。　そうです。

" 初級者のためのRAW現像入門 " より抜粋。



んで、ぐっと明るさなどを持ち上げると・・・　こちら。


はい、真っ暗で写っていないと思った物が実ははっきり写っていた（データーとして）と・・・
多少画像は荒れていますが、このサイズなら気にならないですよね。


んで、あとは好みで色なども補正していくと・・・　こちら。



はい、失敗写真がなかなかの仕上がりに・・・



カメラが " 自動 " で " 一般的 " な補正をするか・・・
手間だけど その写真に合わせて " 自分好み " に補正するか・・・

これだけの違いなのかな～

難しいことはありません。



せっかく買ったデジイチも使いこなせないから・・・

な～んて使っていない方も多いはず。



ちょっとのひと手間で失敗作も使える写真になりますよ。

下手っぴだからこその " RAW現像 " だと思います。





ぼくはキャンプ１泊で100～150枚位撮ります。

今まで最高で400枚オーバーです。



んで、これらの現像で数日は遊べます。

更にその写真で記事UP。また遊べます。


そんなこんなしてたらまた週末・・・


はい、繰り返し・・・


おもしろいっすｗ



ちなみに　この " RAW現像 " って、結構深～～～い " 沼 " ですよね・・・

ぼく・・・　この作業のために、PCとモニターを交換してます・・・

特に " モニター " コイツが厄介です・・・

まさに十人十色・・・　

モニターによって、発色や階調が全く違います・・・



この記事を見ている人全員が、違う色、違う明るさで見ているはずです。



なので、何が本当の写真なのか・・・


" 今、自分が見ているものは本当なのか？"
" 本当ってなんだ？"
" そもそも現実って？"



う～ん、おもしろい。


Kedama.


PS：
そんなこんなで現像した写真たち。
こないだの " Farewell Camp " の記事TOP画像集。

基本、" 幕と自然 " が選ぶポイントなんですけど、
今回は素敵なところなので良いショット満載でした！
もったいないので載せちゃいますｗ