Higuma no Kedama

" おはよう　Kedama 君 "


仕事中メールが届いた　" Mission " のメールだ


" 先週末　帝国軍のミサイル誤爆事件に関する機密文書が盗まれてしまった "

" それに関係したと思われる敵国の少佐は消されてしまったのか　行方不明だ "

" その事により　誤爆の疑いが Darth Vader 卿 に向けられている "


" そこで君の使命だが　Darth Vader 卿と共に　50over を釣り上げ "

" バラシ屋という　あらぬ疑いを晴らして欲しい "



" 例によって　君もしくは君のメンバーが捕らえられ　あるいは殺されても "

" 当局は　一切関知しないから　そのつもりで "

" なお　このメールは自動的に消滅する "

" 成功を祈る "



何だかよくわからないが　" Mission "　は絶対だ

世を忍ぶ　仮の仕事を終わらせる





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





ここだけの話だから　内緒にしておいて欲しいのだが

実は僕　帝国軍の秘密任務を請け負う　" Spy " なんだ

" Kedama "　

これが僕の " Code Name " だ




" Spy " って言っても　色々な役割があるんだが

僕の仕事は　" 記録係 "　だ ・・・



今回　隊長と二人での " Mission "　となる

ただの　" 記録係 "　で役に立つのだろうか



一抹の不安を抱えながら　隊長をピックアップし　


目的地へ車を走らせる



金曜　夜　22：00





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






" Highway " をとばす僕らに　敵の手が迫る

目的地手前で　" Highway " が封鎖された



なんて用意周到な奴らだ　" Plan - B " へ変更だ

" Highway " を降り　山道を走る

その山道にも　敵の罠が仕掛けられていた事を


その時の僕たちは　まだ　知らずに　・・・





" To be continued "






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







あ～　面倒臭いっす！



スパイでもなんでもないっす！

この設定　面倒臭いっす！！

自分で書いといて　あれっすけど！！

めーんどーくさーーーい！！




夜は車中泊っす！


市営グラウンドの駐車場で　隊長と二人　

カーラジオから流れる　スローバラード　聞きながら

手をつなぎ　同じ夢を見たっす！

寝言も聞いたっす！

ほんとっす！




あーーーもーーー



嘘っす！




ダメっすーーー！








Special thanks ・・・　ベイダー隊長

2012.09.08　Kedama